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インプラント
2023/11/24

インプラント費用の相場はどのくらい?保険は使える?

インプラント費用の相場はどのくらい?保険は使える?

インプラント治療を検討する際に一番気になることは費用ではないでしょうか?クリニックによって費用は大きく異なっている場合や、実際にカウンセリングに行ったら見積もりが想定より高くなってしまうなんてこともあるのではないでしょうか。ここではインプラントの費用について、相場はどのくらいなのか、健康保険は使用できるのか、医療費控除の対象となるのかについて解説します。

インプラント治療の費用の内訳

インプラント治療の費用の内訳

インプラント治療で実際にかかる費用の内訳は大きく分けて次の通りです。

  • 診察・検査にかかる費用
  • インプラント本体(フィクスチャー)・アバットメント費用
  • 人工歯冠(セラミック)の費用
  • 本物歯と同じような感覚で咀嚼できる
  • その他処置費用

インプラントの費用の内訳はこれら項目によって決まります。前歯や奥歯での費用に差はありませんが、使用する人工歯冠やインプラント以外の治療が必要になったりする場合、総額は治療する歯によって異なります。インプラントを検討している方はまずは診察・検査をしてどれくらいの金額になるのか見積もりを出してもらってから治療をするか判断しましょう。

診察・検査にかかる費用

治療をする上でまず自身の歯槽骨にインプラントが埋入できるのか診察する必要があります。具体的には口腔内の歯周病の有無や噛み合わせの確認、歯槽骨に問題が無くインプラントを埋入できるかの判断や穴を開ける位置を決定するためにレントゲンやCTでの検査などになります。 これらの診察や検査にはクリニックによって異なりますが15.000~50,000円程度の費用が発生いたします。保険扱いにはならない為、料金設定はクリニックによって異なります。またクリニックよっては無料でおこなっているクリニックもございます。

インプラント本体(フィクスチャー)・アバットメント費用

インプラント本体の費用についてご説明します。チタン製の素材でできており人工歯根となるパーツです。歯槽骨に穴を開け埋め込むことで骨と癒着し固定されます。固定されることで自分の歯のようにしっかりと咀嚼ができます。 インプラントには大きくワンピースタイプとツーピースタイプがあり、ツーピースタイプの 場合は人工歯冠と接続する為の部品(アバットメント)の費用も発生いたします。 自由診療ではインプラント本体価格に埋入する手術費用も込みで価格を設定しているクリニックが多くあります。

人工歯冠(セラミック)の費用

インプラントに被せる人工歯冠についてご説明します。審美歯科の多くではセラミック製のものを採用しております。セラミックは人工関節などにも使用されており金属アレルギーを引き起こさず生体親和性に優れた審美性、耐久性を兼ね備えた素材です。インプラントの上に被せることで本物と見た目の遜色がない歯を実現します。

その他処置費用

インプラント手術をおこなう過程で仮歯の費用や、最初の診断や検査の結果次第でインプラントを埋めるために別の治療を行う場合があります。例えばご自身の歯根がある状態であれば抜糸をする必要がありますし、歯周病が重症化している場合は口腔内感染を起こしインプラントと歯槽骨が固定できないリスクがある為です。こういった処置費用もインプラント治療を行う際に発生します。

インプラントの費用はどのように決まるのか

インプラントの費用はどのように決まるのか

ここではさらにインプラントの費用がどのようにして決まるのか解説いたします。

  • インプラントメーカーや種類で決まる
  • インプラント治療箇所や本数で決まる
  • インプラントに装着する人工歯冠の種類できまる
  • インプラントの追加治療をするかで決まる

インプラントのメーカーや種類で決まる

日本国内で取り扱っているインプラントのメーカーはストローマン社(スイス)、ノーベルバイオケア社(スイス)、シンヴィ社(アメリカ)、デンツプライシロナ社(スウェーデン)の世界4大インプラントメーカーをはじめ日本の京セラ社、プラントジャパン社など、約30社で120種類程度のインプラントがあります。 メーカー毎にインプラント本体の価格設定は異なります。また各メーカーで取り扱っているインプラントの中でもランク等で種類分けされており費用は異なります。 同じメーカーのインプラントであっても価格はクリニックによって違いがあるのでよく検討する必要があります。

インプラントの治療箇所、本数、方法で決まる

インプラントの費用はインプラントの治療箇所、方法、本数で決まります。 治療箇所は例えば上の歯のインプラントで歯槽骨が衰えインプラントが埋入できない場合には長めのインプラントを頬骨に埋入する「ザイゴマインプラント」と呼ばれる手法を取る場合もあります。ザイゴマインプラントは通常のインプラント手術よりも難易度が高いため料金が高くなるケースがほとんどです。 治療本数も1本なのか2本なのかで単純計算で2倍の費用がかかります。 インプラントの方法も様々あり無歯顎(歯が全てない)場合には4本のインプラントと上部構造で賄う「オールオン4」は1本、1本インプラントを埋入するより費用を安く抑えることが可能です。このようにインプラントの治療箇所、方法、本数によっても総額の治療費用は大きく変わります。

使用する人工歯冠の種類によって決まる

人工歯冠に関しては奥歯、前歯でセラミックの種類に向き不向きがあるので埋入するインプラントは同じでも違う種類の人工歯冠を装着した場合は総額の費用に差が発生します。 例えば奥歯は噛む力が加わるのでそれに耐えられる硬さのあるジルコニア(人工ダイヤモンド)製のセラミックが適しており、前歯には光を通し審美性の高い素材のセラミックが適しております。

審美歯科の多くのクリニックでは人工歯冠をインプラントに装着する処置費用も含まれており使用する人工歯冠は歯科医師が患者様のご希望や診断のもと適切なものをご提案いたします。

インプラントの追加治療をするかどうかで決まる

先にも述べた通り、仮歯の費用や診察・検査などで別の治療が必要になるケースがあります。例えば顎の骨の高さが十分に足りていない場合はサイナスリフト、ソケットリフトなど骨造成の治療を追加する場合や、歯周病が酷い場合には歯周病治療を追加したりなど歯科医師の判断で追加の治療が発生する場合もあります。このような追加の治療はインプラント手術とは別に費用が発生いたします。

インプラント治療は複合的な要因によりトータルの料金が決定します。高額な治療なので歯科医師とよく相談して納得をしてからインプラント治療を検討しましょう。

インプラント費用に健康保険は使えるのか

インプラント費用に健康保険は使えるのか

ここではインプラント治療に健康保険が使えるのか、詳しく説明いたします

  • インプラント治療は自由診療。健康保険は基本使えない
  • インプラントで保険が適応になるケース

インプラント治療は自由診療。健康保険は基本使えない

インプラント治療は基本的に自由診療になるため健康保険は使えません。他の費用が安い治療法でも審美性、機能性の回復ができるからです。 自由診療はクリニックで価格を設定することが可能です。よって同じインプラントメーカーや同じ素材のセラミック人工歯を使っていてもクリニックごとに費用は異なります。

インプラント治療に健康保険が適用されるケースとは

インプラント治療は虫歯、歯周病などが原因で歯が抜けてしまった場合は自由診療になってしまいますが、2012年から先天性、事故や腫瘍が原因で顎の骨を連続して1/3以上失っている場合など保険適用が認められるようになりました。また条件に合致しているクリニックでなければ健康保険でインプラント治療は受けられません。

■インプラントを健康保険で受けられるクリニックの条件

  • 歯科又は歯科口腔外科を標榜している保険医療機関であること
  • 当該診療科に係る5年以上の経験および当該療養の3年以上の経験を有する常勤の歯科医師が2名以上配置されていること
  • 病院であること
  • 当直体制が整備されていること
  • 医療機器保守管理及び医薬品に係る安全確保のための耐性が整備されていること

これら条件を満たしていれば健康保険でインプラント治療を受けることが可能です。病院は20床以上の病 床を有するものを指すため、入院設備のないところでは保険治療によるインプラント手術はできません。

インプラント治療で医療費控除を受けるには

インプラント治療で医療費控除を受けるには

医療費控除とは1年間(1月1日から12月31日まで)に支払った医療費の合計が「10万円」または「総所得金額の5%」を超えた場合、税務署に確定申告をおこなうことで超過支払い分の医療費が課税対象の所得から控除され、税金の一部が還付される制度のことです。ここでは下記内容について解説いたします。

  • インプラント治療をすると医療費控除が受けられる
  • インプラント治療における医療費控除を受けるには確定申告が必要

インプラント治療をすると医療費控除が受けられる

歯科ではインプラント治療やセラミック矯正なども医療費控除の対象となり1年間の医療費の総額が10万円以上になれば納めた税金から治療費の一部が還付されます。また、インプラント治療の通院のために使った公共交通機関の費用も控除の対象となります。 インプラント治療は高額である為、少しでも費用を抑えたとうことであれば医療費控除の活用をご検討ください。

インプラント治療における医療費控除を受けるには確定申告が必要

医療費控除を受けるには会社員の方も自営業や個人事業主、フリーランスの方もご自身で確定申告をする必要があります。 所得税の確定申告書に「医療費控除の明細書」を添付する必要があります。近年ではスマホで健康組合から発行される医療費通知を読み取って申告書を作成することも可能です。医療費控除の申請は過去5年間遡ることも可能です。また医療費控除を受ける場合、領収書や明細、デンタルローンの契約書などは必ず保管するようにいたしましょう。 詳しくは、最寄りの税務署や国税庁のホームページをご確認ください。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/kakutei.htm

インプラント治療の費用をできるだけ抑える方法3選

インプラントをできるだけ安く治療したい方に、インプラント費用を安く抑えるポイントを3つご紹介します。

  • 複数のクリニックを比較する
  • 費用負担を平準化する
  • 医療費控除を受けるため確定申告をおこなう

複数のクリニックを比較する

インプラント治療は自由診療のためにクリニックごとに価格設定が異なります。そのため、カウンセリングを受けるまえに、いくつかのクリニックを比較し治療内容と費用について十分に検討することが大切です。また、複数のクリニックでカウンセリングを受け見積もりを出して比較することもおすすめします。クリニックによっては高品質なインプラントを低価格で治療が受けられるところもあります。

費用負担を平準化する

インプラント治療は自由診療のため費用が高額になりがちです。一括でお支払いが難しい場合はクレジットカードでの分割払い、医療ローン※を活用することで費用の負担を平準化することが可能です。医療ローンは金利手数料が無料のクリニックもございます。
ご自身にあったお支払い方法をご検討ください
※医療ローンには審査がございます
※医療ローンの限度額はローン会社や審査の結果によって異なります

医療費控除を受けるための確定申告を行う

医療費控除をうけることで税金から一部治療費が還付されます。それには確定申告が必須になります。確定申告や医療費控除の申請方法は最寄りの国税庁のホームページや最寄りの税務署にお問合せください。

「インプラント費用の相場はどのくらい?保険は使える?」のまとめ

インプラントの費用は自由診療で健康保険が適用されないため、高額です。毎日使う歯のことだからこそ、費用をかけても治療したい、けれど費用が気になる方は、クリニックの比較や支払い方法の検討、医療費控除を受けたりすることで費用の負担を軽減することが可能になります。

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監修歯科医師紹介

このページは歯科医師免許を取得した品川デンタルケアクリニックの歯科医師が監修をおこなっております。品川デンタルケアクリニックには日本口腔インプラント学会所属の村井医師をはじめ歯科医師歴20年以上、口腔外科経験のある医師が在籍しております。

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品川院 院長
村井 東俊 医師

資格・認定医
カリエスプロ(カリソルブ療法)・ぺリオプロ(ペリソルブ療法) 認定医/イエテボリ大学日本スクーリング修了/日本口腔インプラント学会/日本美容外科学会

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品川院
久道 聡 医師

資格・認定医
デンマット社日本代理店トータルヘルスコンサルティング認定医(LUMINEERS、SnapOnSmile)/日本デジタル歯科学会/日本美容外科学会

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梅田院 院長
松岡 千恵子 医師

資格・認定医
デンマット社日本代理店トータルヘルスコンサルティング認定医(LUMINEERS、SnapOnSmile)/日本美容外科学会

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