インプラントは保険適用できる？条件や費用を抑える方法を解説！

「インプラント治療を始めたいけど、費用が高額なので、保険適用されるか知りたい」このようにお悩みの方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、インプラントは保険適用されるかや、保険適用の条件、費用を抑える方法などを解説します。インプラント治療をしたいけど、費用が気になるという方は、ぜひご覧ください。

インプラントは保険適用される？
保険適用の条件は？
インプラント治療の相場
インプラントの費用を抑える方法
インプラントについてのよくある質問
インプラントが保険適用されるかは症状や歯科医院によって異なる！

インプラントは保険適用される？

基本的に、インプラント治療は「審美目的」や「高額な自由診療」とみなされるため保険適用外です。特に、前歯のインプラント治療は審美的な理由が大きいため、保険適用はされません。そのため、インプラントは通常の歯科治療に比べて患者の自己負担額が大きくなってしまいます。

虫歯
歯周病
怪我での破損
加齢によるもの

このような原因の場合は、保険適用はされないことが多いでしょう。しかし、特定の条件を満たす場合に限り、保険が適用されることがあります。

保険適用の条件は？

インプラントが保険適用になる条件は、以下の2つがあります。

ケガ・病気や先天的な理由による顎の骨の欠損
基準を満たした歯科医院による治療

これらの条件を満たした場合のみ、保険適用で治療が受けられます。次で詳しく解説します。

歯の状態における条件

重度の顎骨欠損症や先天性の欠損がある場合などは、保険適用されるケースが多い傾向です。具体的な適用例として、外傷や病気で顎骨が大きく欠損している場合や、口腔外科的な手術が必要な場合が挙げられます。これらのケースでは、保険が適用される可能性があります。

重度の顎骨欠損症
先天性の疾患（先天性欠損歯が6本以上ある場合や、連続して4本以上ある場合）
病気や事故の影響

インプラント治療が受けられる歯科医院の条件

保険適用の条件に当てはまっているとしても、かかりつけの歯科医院で保険適用の治療を受けられるとは限りません。インプラント治療が保険適用されるには、厚生労働省で定められた条件を満たす医療機関である必要があります。

病院にある入院用ベッドの数が20床以上ある
インプラント治療の経験が3年以上、あるいは歯科・口腔外科で5年以上の経験がある常勤の歯科医師が、2名以上いる
当直体制（夜間や休日にも医師が対応できる体制）が整備されている
医薬品や医療機器などの管理が整備されている

※品川デンタルケアクリニックでは、インプラントの保険適用は行っておりません。

インプラント治療の相場

インプラント治療の相場は、治療箇所や方法などによって異なります。インプラントはワンピースタイプとツーピースタイプがあり、ツーピースタイプの場合は、人工歯冠と接続する為の部品（アバットメント）の費用も発生します。また、人工歯冠の種類によっても費用が異なります。セラミックやジルコニア、メタルボンドなどの種類があるため、治療箇所によって選ぶとよいでしょう。 1本の相場としては、30〜50万円ほどと言われています。

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インプラントの費用を抑える方法

医療費控除や高額療養費制度を利用することでも、医療費を抑えることは可能です。

医療費控除の申告
高額医療費制度
費用を抑えられる歯科医院を探す

これらの方法があります。

医療費控除の申告

1年間に支払った医療費が10万円を超えた場合は、医療費控除の申告をすることで、支払った所得税の一部還付と住民税の減税があります。インプラント治療の場合は、医療費控除の対象に含まれることが多くあります。領収書を取っておいて、確定申告をして税務署に申請を行いましょう。医療費控除は交通費も含まれます。電車やバスなどの公共交通機関の交通費も、控除の対象に含まれます。ただし、車のガソリンやタクシーの費用、駐車場代などは認められないことがほとんどです。対象の交通費は必ず記録しておきましょう。

高額医療費制度

高額医療費制度は、1ヶ月に支払った医療費が一定の自己負担限度額を超えた場合、超えた部分が払い戻される制度です。保険が適用されるインプラント治療をした場合は、治療費の一部が払い戻される高額療養費制度が利用できます。ただ、保険適用外の治療では利用できないのでご注意ください。

費用を抑えられる歯科医院を探す

保険適用外の治療は、歯科医院によって費用が異なります。複数のクリニックのカウンセリングに行って相見積もりを取り、費用を抑えられる歯科医院を見つけましょう。ただし、安ければよいということでもないので、歯科医院の評判をチェックしたり、インプラントの種類や素材を確認したりして、納得のいく歯科医院を探しましょう。

インプラントについてのよくある質問

ここでは、インプラントについてのよくある質問にお答えします。インプラントの他に、どのような治療で代用できるのか、インプラント治療に適している人はどのような方なのかなど、気になる方も多いのではないでしょうか。疑問点や不安なことがある方は、ぜひご覧ください。

インプラント以外の治療方法は？

インプラント以外にも、失った歯を補うための治療方法はいくつかあります。ここでは、それぞれの治療方法の特徴を解説しますので、自身に合った方法を見つけてください。

ブリッジ

隣接する歯を削る必要がある
インプラントと短期間で治療が完了する
インプラントよりも費用が安価

入れ歯

脱着が可能
費用が比較的安価
異物感があったり食事のときに違和感がある

これらの治療方法を比較して、自身のライフスタイルや予算に合った方法を選びましょう。

インプラント治療がおすすめな方は？

インプラント治療は全ての方におすすめの治療方法ではありません。おすすめな方とおすすめできない方の特徴を以下でまとめました。自身に必要な治療なのかを見極めましょう。

インプラントは金属アレルギーの人でも大丈夫ですか？

インプラントは、土台にチタンが使われているため、チタンアレルギーの方は受けることができません。しかし、チタンは他の金属と比べてアレルギー反応が起きにくい素材と言われているため、金属アレルギーだとしてもチタンなら問題ないケースが多くあります。もしアレルギーが心配な方は、医師と相談して、インプラント以外の選択肢も検討してみるとよいでしょう。

インプラントが保険適用されるかは症状や歯科医院によって異なる！

本記事では、インプラント・インプラントは保険適用されるかや、保険適用の条件、費用を抑える方法について解説しました。インプラントは保険適用されない場合がほとんどですが、症状や歯科医院によっては、保険が適用されることもあるため、事前に相談するとよいでしょう。保険適用されなかったとしても、費用を抑えられる方法はあるので、ぜひ本記事を参考にして、歯科医院を選んでくださいね。